23区内が根強い人気
野村不動産アーバンネット(東京都新宿区)は14日、首都圏の住宅土地価格と中古マンション価格の動向調査を発表した。
2016年1~3月期の四半期ベースで、地価では平均0.4%の上昇。
値上がりを示した地点は前回より1.2%増加し20.3%。
値下がりを示した地点は2.6%減の1.3%でじりじりと上昇傾向にある。
中古マンションでは平均0.3%の上昇。
値上がりを示した地点は0.9%減の20.6%、値下がりを示した地点は3.5%減の3.4%となり、値上がりのペースは緩やかだが、価格の下落は食い止められているようだ。
エリア別に15年4月~16年3月までの年間変動率で見ていくと、地価では東京23区が最も高く3.8%の上昇、次いで23区以外の東京都部で2.5%の上昇。
中古マンションでは23区が4.8%と一番高い上昇率だった。
次につけたのは埼玉県で4.3%の上昇だった。