川木建設(埼玉県川越市)は戸建て賃貸の新商品「こだち」の1棟目を3月に竣工する。完成に伴い、3月19日、20日に川越市野田町で現場見学会を行う予定だ。
狭小地や変形地にも対応できる商品として開発した。
価格は外溝抜きで1棟あたり800万円(2棟同時建築の場合)。これまでのマンションタイプ「SIシリーズ」、木造アパート「テラスハウス」に加えて低価格で建てられる土地活用商品として新たにラインナップに加えた。
基本的な間取りは3LDKで、室内テラスを1階に配置するつくりだ。「埼玉県内の賃貸住宅において戸建ての割合は未だ4%ほど。子どもの泣き声など音を気にすることなくファミリーを中心に十分需要が見込めます」(営業部鈴木省吾次長)
同社は完成見学会や定期的に行うセミナーなどを通じてこだちを提案していく。