JID日本賃貸保証(東京都中央区)は、朝日火災海上保険(東京都中央区)と共同で従来の保険付帯型商品・トリオセレクトの改良を行い、家財保険付きの新保証商品を8月27日に販売開始する。
通常、保証と保険の契約は別々に行うが、同商品は賃借人と保証の契約に加えてサービスとして保険が付くというものだ。JIDが保険契約者となり、被保険者である入居者の引受保険会社が朝日火災となる。
不動産業者にとっては、賃借人を保険契約者とした家財保険の手続き損害保険代理店として個別募集が不要となる。これにより、保険料集金や入金確認業務、賃貸借契約の更新に伴う保険の手続きがなくなり業務の効率化とコスト削減に寄与する。入居者にとっては、賃貸借契約時に身内などに連帯保証人を依頼する必要がない上、毎月の賃料支払いも口座引き落としで行うことができる。入居期間中は、万が一の際に備えた家財保険が付帯されているといったメリットがある。
更新漏れによる無保険期間の発生がなくオーナーにとっても安心だ。