高断熱住宅での実証実験で暖房費40%削減
北洲(宮城県仙台市)が、壁面に塗る断熱壁材「エコナウォール25」を開発、8月7日から販売を開始した。
壁材に含まれる潜熱蓄熱材とせっこうプラスターが、温かい室内で熱を吸い、室温が低下するとともに放熱する。
施工にあたっては、こてを使って左官職人が行うことになる。
開発に当たっては、室内気候研究所(北海道北広島市)の石戸谷裕二工学博士と技術提携を行った。
石戸谷博士のもとで行った実証実験では、エコナウォール25を塗った高断熱住宅で約40%の暖房費削減が達成されたという。
価格は7~8㎡の壁面に塗ることができる15kg入の1袋が4万円ということだ。