三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、広島電鉄ら9社が事業者として企画した、広島大学本部跡地再生プロジェクトが実現する。
同プロジェクト名は「広島ナレッジシェアパーク」。全体の事業費が約300億円にのぼる大型プロジェクト。広島市中区、広島大学本部跡の約3万8000m2の敷地を活用し、地域に開放する共用設備、学生向け賃貸住宅、大型分譲マンション、病院、スポーツクラブなどの6施設を整備していく。
施設の一つ「ナレッジシェアファーム」には、学生情報センター(京都府京都市)が運営する学生・留学生向け賃貸マンションが入る。就職支援窓口に加え、カフェテリアやライブラリーなどの交流スペース、ベンチャー企業オフィスなども入り(運営は同じく学生情報センター)、人材・産業の育成・定着を行う複合設備だ。
賃貸住宅は来年2月着工、2016年4月のオープンを目指す。プロジェクト事業者は、三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、広島菱重興産、トータテ都市開発、広島電鉄、社会福祉法人広島常光福祉会、三井住友ファイナンス&リース、医療法人翠清会、広島トヨペット。