ごみ収集所の悪臭を防止
東北環境(埼玉県さいたま市)が開発・販売する糞処理ロボット「まったく臭ワンサム」は、ペット共生物件に適した商品だ。
ごみ収集所に捨てられる回収済みのペットの糞や生ごみは、特に夏場には悪臭を放つ。
同商品で処理を行えば糞そのものを消し去ってしまうため、悪臭の発生を防ぎ、入居者や内見者が悪いイメージを抱くことを防ぐことが出来る。
分解はバイオの力により行われる。
ペットの糞は水と炭酸ガスに分解。
また、糞だけでなく野菜、魚の骨、卵の殻、茶カスなどの生ごみも同様に分解できる。
分解後に発生した水はそのまま水洗トイレに流すことで処理できる。
しっかりと分解されているため、配管や浄化槽を汚すことがなく、河川や海を汚染することもない。
同商品を使うことのメリットは悪臭の発生防止だけではない。
土壌に糞をそのまま埋めると土壌汚染により蛆虫が発生することがあるが、処理によってこうした事態を防ぐこともできる。
また、可燃処理によるCO2や、ダイオキシンの発生を避けられないが、こうした物質の発生も防止できる。
バイオ剤の交換頻度は4ヶ月に1回程度。
交換時に取り出されたバイオ剤は肥料として利用することが出来る。