段階的な設備投資を指南
東京、神奈川で宿泊マッチングサイトAirbnbを活用した"有料民泊"10件の運営・管理代行をするAirbnb総合研究会が、初心者向けセミナーを5月30日、豊島区西池袋で行った。
同セミナーでは、政府が2020年に日本を訪れる外国人旅行者の目標数を当初の2000万人から3000万人に大幅に上方修正したことを「Airbnbにとっての追い風だ」とした上で、料金設定の仕方、喜ばれる備品の一覧など、すぐに役立つノウハウを説明した。
同協会はまた、「設備は家の余り物からスタートする。売り上げが入って初めて備品を充実させる。最低限必要なのは寝具。ソファ、布団、エアベッドまたはマットレス」と、儲けを狙い最初から部屋のリノベーションにお金をかけようとする一部Airbnbホストの考えを戒めた。
Airbnbは米カリフォルニア州で2008年創業、日本には2012年紹介された。
同協会によると、日本国内のAirbnbの登録物件数は東京約7000、大阪・京都各約1200、北海道で約300という。