年内の期間限定サービス
上空300mから住まいを見学できるサービスが登場した。
賃貸仲介、管理業の第一グループ(大阪府大阪市)は9月16日、入居成約者を対象にヘリコプターで上空から物件を案内するサービスを開始した。
社会的インパクトが強い新サービスで知名度向上と、差別化を図る狙いだ。
年内の期間限定。
同社によると、日本初のサービスだという。
対象は大阪市内にある同社の管理物件に入居成約した顧客で、一度に搭乗できるのは1組2人まで。
1日10組限定とする。
同社のスタッフも同乗し、周辺地域や街の様子を案内してくれる。
また物件確認後は時間があれば、大阪城やあべのハルカス、京セラドームなどの観光スポットも巡ることができる。
飛行中はカメラで写真や動画の撮影も可能。
同社は記者会見を開き催し、物件案内に使用するヘリコプターを披露した。
創立以降、無事故を誇る小川航空と提携。
「お客様をより快適で安全な空の旅にご案内します。新サービスをきっかけに当社を知ってもらいたいと思います」と同社の松尾武社長は語る。
また同社では今年6月末から、大阪府内であれば自宅や駅、カフェ、公園など希望の場所まで出向き、タブレット端末や車移動での内見で部屋探しをサポートする「どこでもお部屋探し」を開始するなど、サービスの向上にも取り組んでいる。