三井不動産リアルティ(東京都千代田区)は11月1日、遊休地を駐車スペースとして貸し出すシェアリングサービス事業『toppi!(トッピ)』を開始する。
駐車場事業『三井のリパーク』で行う。
システム開発のエスキュービズム(東京都港区)が提供している駐車場予約・決済システム『eCoPA(エコパ)』を採用し、ウェブサイト上で駐車スペースの仲介をする。
サービス対象エリアは一都三県で、将来的には全国に広めていく考えだ。
住宅や店舗などの空いている場所を駐車スペースとして貸し出すオーナーは、同社の審査を経て、無料でトッピ!のサイト上に、駐車スペースを登録することができる。
利用者は、ウェブサイトやアプリケーションで駐車スペースを探す。
予約後に、利用料金をクレジット決済する仕組みだ。
駐車スペースの利用は1日単位で、利用料金の相場は同社が立地や需要を加味し、設定する。
三井のリパークでは、既存の時間貸し・月極駐車場をトッピ!に転用し、利用者の利便性向上を図る。
駐車スペースの登録数は500件でスタートし、まずは1000件を目指す。