シロアリ対策にロボット活用

積水ハウス

その他|2017年03月23日

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日本初 賃貸住宅向け


積水ハウス(大阪市)は13日、賃貸住宅でのシロアリ防止処理の薬剤散布にロボット式防蟻(ぼうぎ)再施工システム『スプロボ』の活用を開始することを発表した。
防腐剤メーカーのコシイプレザービング(同)と提携。
日本初のサービスとなる。

これまで床下防蟻処理は、室内の床下点検口から作業者が床下に入り施工するが、賃貸集合住宅の場合は、1階各住戸の室内にある点検口から入るために入居者の立ち合いなどが必要だった。
『スプロボ』は、建物外部の基礎にある床下換気口から施工ロボットを入れ、建物外から施工ロボットのカメラの映像をモニターで確認しながら遠隔操作して防蟻の薬剤を散布する。

例えば、2LDK6戸の2階建て賃貸住宅(1階面積200㎡を想定)であれば、1日で防蟻処理が可能。
さらに、施工ロボットは4分割できるため、床下換気口が狭い場合にも小さく分けて入れた後、組み立てられるのも特徴だ。

人手がかからない分、従来より費用が1割安くすむ。
まずは、50台を導入して、積水ハウスリフォームの東日本・中日本・西日本3社から受注を開始。
今後はグループでリフォーム事業を担う積和不動産や、積和建設にも広げていく。
築10年以上の物件に積極的に提案し、年間で1000件の受注を目指す。

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