トランクルームやコンテナボックスの開発・滞納保証を行うパルマ(東京都千代田区)は5月から、顧客に対して語学留学生を紹介するサービスを開始する。
フィリピンのセブ島に留学した日本人学生による帰国後の職探しのニーズと、日本での人材募集難に悩む不動産会社をマッチングする。
高野茂久社長は「セブ島に留学している日本人を雇用したコールセンターに当社の業務を一部委託する機会があり、そこでできた英語学校との関係を元に事業化した」と話す。
同社の顧客であるトランクルーム事業者350社のうち、8割は不動産会社だ。
仲介などの現場で外国人対応のシーンが増える中、英語の話せる人材を紹介することで顧客とのリレーションを強化していく。