子育て世代の「育住近接」
リクルートホールディングス(東京都中央区)は2018年のトレンド予測を発表、住まい領域では「育住近接」をキーワードに挙げた。
共働き世帯が増加の一途をたどる中、都心の駅近に住む志向が高まっている。一方、利便性の高い人気の居住エリアでは保育園の確保が難しくなっている。合わせて育児中の親の精神的、時間的負担を減らし、周囲の住民とのつながりの構築が求められる。こうしたニーズを背景に、保育園や学童保育などをマンションや団地内に設置する「育住近接」に対応するトレンドが生まれている。