三菱地所Gの私募リートが3000億円規模到達

三菱地所投資顧問

統計データ|2017年01月11日

  • twitter

賃貸住宅は600億円分を運用


三菱地所投資顧問(東京都千代田区)が運用する私募リート(キーワード参照)『日本オープンエンド不動産投資法人』(以下、JOE)が3月31日までに運用資産規模3000億円を超える見通しであると発表した。
国内の私募リートとして最大規模だ。
JOEは日本で2番目に運用を開始。
運用不動産のうち、賃貸住宅が占めるのは22%で、オフィスが60%、商業施設18%となっている。
エリアは首都圏75%、地方主要都市25%を投資方針とする。
賃貸住宅の運用規模は600億円以上にのぼる見込みで、三菱地所グループ以外からの取得もある。
取得条件は、おおよそ10億円以上であること、投資家への分配金利回り4%を目安に収益を上げられることだ。
今後も物件の取得を続け、5~10年後に5000億円の運用を目指す。
賃貸住宅は10~30%の組み込みを考えており、今後も取得を進めていく。


≪私募リート≫
非上場であるためJ-REITのように市場で売買できないが、その分価格変動リスクが抑えられる。
また、解約請求による投資口の払い戻しが認められており、投資単位が大きい上に解約が難しい私募ファンドより流動性が高いのが特徴。
安定的に運用できるため長期保有を求める金融機関や年金基金などの機関投資家の需要が高い。
国内の銘柄数は20。

検索

アクセスランキング

  1. のうか不動産、IT重説に「業務委託」を活用

    のうか不動産

  2. 清水建設、洋上風力発電建造船の建設発表

    【連載】千葉明の株式教室 No.292

  3. 春の社宅需要、増加傾向

    S‐FIT(エスフィット),タイセイ・ハウジー,FPR,アパルトマンエージェント

  4. 【書籍紹介】0からわかる!不動産投資超入門

  5. イタンジ、「電子契約くん」年間30万件利用

    イタンジ

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ