CO²減で〝木造マンション〟に注目 【連載】リクルートSUUMOマーケットレポート 統計データ|2021年08月21日 カーボンニュートラルの取り組みが賃貸業界にも広がっている。大手の中には再生可能な木材を使用した木造マンションを建築する動きが広がっている。 大東建託はCLT工法による4階建て木造賃貸マンションを展開している。 CLTとはひき板をクロスさせ積層接着した木材のことで、軽くてコンクリートに匹敵する強度があるのが特徴。RC造と比較して1棟あたり約274トンのCO²削減効果があり、さらに同社ではCO²吸収が減少した成熟した木を利用している。また、CLTは建築時の現場での作業量が減り、工期短縮、建築就業者の不足にも対応している。