不動産管理業務支援サービスを手がけるスマサポ(東京都中央区)は1月9日、丸井グループ(東京都中野区)のグループ会社のエポスカード(同)と業務提携した。
エポスが保証業務対応
これまでスマサポが展開していた家賃債務保証サービス「sumai(スマイ)保証」の保証業務を、同じく家賃債務保証事業を営むエポスカードが引き受け、スマサポは既存代理店のフォローアップや新規代理店の獲得などの営業活動に注力する。エポスカードが、入居審査や契約業務、代位弁済や督促業務などの保証業務面を支援し、スマサポの業務効率化にもつなげたい考えだ。
sumai保証は2018年より展開を開始した居住用の家賃債務保証サービスだ。23年12月末時点で保有契約数は約1万件以上となっている。
スマサポは、新規取引先への提案時に信販系保証会社の商品力や信用力と比較されることが、代理店獲得の障壁と感じていた。今回、信販系保証会社と業務提携することで、保証サービスにおける信用力の向上も目指す。
スマサポの経営企画本部の岩岡加寿久アシスタントゼネラルマネージャーは「今後は、不動産管理事業のキャッシュレスサービスにおいて、クレジットカード事業に強みを持つエポスカードと連携を図りたい」と話す。
(2024年2月5日9面に掲載)