埼玉県川口市、宅配ボックス設置義務化

埼玉県川口市

法律・制度改正|2024年02月20日

  • twitter

新築ワンルームが対象

 埼玉県川口市は2023年12月、ワンルームマンション建築時の宅配ボックス設置の義務化を決定した。

 床面積が40㎡未満の居室を15戸以上含む集合住宅をワンルームマンションとして、建築時に宅配ボックスの設置を義務付ける。24年4月以降に川口市との事前協議を行うワンルームマンションが対象で、4戸に1個程度の設置を求めていく。施行は4月を予定。

 17年1月に施行となった、ワンルームマンションの建築や管理について定めた「川口市ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例」の内容を改正するもので、23年12月の市議会で可決した。

 条例改正の目的は、再配達の削減だ。駐車スペースがないマンションの前の路上で宅配車両が駐車する回数を減らし、周辺の交通への影響を軽減する。

 川口市で17年1月から23年3月までに建築の届け出があったワンルームマンションは174棟。宅配ボックス設置率は8割以上となる。

(2024年2月19日8面に掲載)

おすすめ記事▶『【2024年】賃貸業界で変わる 主な制度まとめ』

検索

アクセスランキング

  1. ビューン 大石隆行社長 電子書籍読み放題、13万戸に

    【企業研究vol.246】ビューン

  2. 大手不動産会社で入社式

    レオパレス21,大東建託グループ,ハウスメイトパートナーズ,APAMAN(アパマン),常口アトム,武蔵コーポレーション,TAKUTO(タクト),三好不動産

  3. 不動産業アワード、10社が受賞【クローズアップ】

    国土交通省

  4. 戸建て賃貸強みに売上33億円【上場インタビュー】

    東日本地所

  5. 長谷工不動産HD、分譲・賃貸を年1500戸供給【新社長インタビュー】

    長谷工不動産ホールディングス

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ