「鮮度の高い情報が重要」
不動産情報のポータルサイトLIFULLHOME'S(ライフルホームズ)を運営するLIFULL(ライフル:東京都千代田区)は、2月15日におとり物件の現状について発表会を実施。物件情報の鮮度の重要さについて説明した。おとり広告には、架空や取引する意思のない物件の広告だけでなく、募集が終了している物件広告も含まれる。
不動産情報を掲載するサイトの運営会社が発足した「ポータルサイト広告適正化部会」の公開した「違反物件情報等の共有」によると、おとり広告の件数は2018年度には2212件。22年度は126件と、5年間で約94%減少。それでも22年度に不動産情報サイト事業者連絡協議会(同)が行った「不動産情報サイト利用者意識アンケート」では、不動産会社の対応で不満だったことの1位に、「掲載物件の募集が終了していたこと」が挙がっている。