全国に約500棟の学生寮・社員寮を展開する共立メンテナンス(東京都千代田区)は運営物件のスケールを拡大する。2022年4月に関東エリア、北海道・東北エリア、関西・九州エリアに計11棟の学生寮・社員寮をオープンする予定だ。強化するのは、同社が展開する寮事業「ドーミー」シリーズ。22年春以降も物件開発を推進予定で、各エリアの国立大学付近を中心に物件を企画していく。
入居者交流イベントも促進
オープンを発表した全11棟の物件は、学生寮と、学生と社会人どちらも入居可能な寮の2種類が含まれる。ドーミーシリーズの特徴は、寮長や寮母が物件に常駐し入居者サポートを行う点だ。また、日曜日を除き朝夕2食の食事を提供する。入居者が交流できるダイニングルームの確保と、個室は家具・家電付きとなる。