物件の付加価値を高める設備として、IoTサービスが注目を集めている。インターネットを経由して、住宅設備や家電を入居者の持つスマートフォンから操作できるようになるサービスだ。住宅向けスマートホームサービスの開発を手がけるアクセルラボ(東京都渋谷区)では、9月末時点で約1万8000戸へのIoTサービスの導入実績がある。小暮学社長に、IoT賃貸の展望について話を聞いた。
IoTアプリ、1万8000戸に導入
連携設備20種以上 アプリ利用率7割
―御社の主軸事業について教えてください。
2017年に設立し、22年10月で7期目を迎えます。主軸事業は住宅向けIoTサービス「SpaceCore(スペースコア)」です。9月末時点で約1万8000戸の住宅への導入実績があり、そのうちの8割が賃貸物件となっています。