全国のケーブルテレビ事業者に提供
インターネットプロバイダーのイッツ・コミュニケーションズ(東京都世田谷区)は11日、IoT(モノのインターネット)を活用したスマートホームサービス『インテリジェントホーム』の接続可能世帯が1000万世帯を超えたと発表した。サービス開始から3年で全国45社にサービス提供事業者を拡大した。
2015年2月にサービスを開始、同年4月から全国のケーブルテレビ局向けに提供している『インテリジェントホーム』は、インターネットを使って、スマートフォンからスマートロックの開閉状況の確認と施錠ができる。エアコンや照明などの家電のコントロール、IPカメラによる子どもや離れて暮らす両親の見守りも可能だ。
アパートやマンションなど賃貸住宅の同サービス導入実績も数百棟ある。オーナーにとってもスマートロックによって入退去時の鍵の交換負担がなく、同社のマンション一括型のインターネットサービスを使用している物件などでは導入もしやすいという。