日本エコシステム(東京都港区)は、昨年12月末から新商品「陸屋根ソーラーベース」の販売を開始した。開始から約2カ月余りで30件以上を受注しており、3月まで施工予定は埋まっているという。
同商品は、陸屋根物件に対し、後付け太陽光発電システムを導入するもの。陸屋根の場合、架台を設置するために穴をあけるなど多大な費用と工期がかかることがあるが、新商品は、これらを解決した。
穴を開けずに置くだけ工法で安全に施工が可能。また、基礎設置不要で従来型の鋼板架台に比べ積載荷重が軽く、建物への負担を軽減した。ベース1台の平均重量は、約23kgと軽く、設置作業が簡単だ。
アンカー固定をしない新しい施工方法のため、作業工程を削減し、工期が短縮された。パネルは、ドイツメーカーを採用。従来までは20〜30度の傾斜が必要だったが、発電効率が高いため、5度の傾斜で実現可能。屋外設置を考慮したフレーム構造で水や汚れがたまりにくいのが特徴だ。パワーコンディショナは同社独自の外付けタイプ。
これらを集合住宅用太陽光システムとして提供し、同社独自のシステム10年保証を付加して提供していく。
2月25日(土)に東京・新宿、26日(日)に大阪・静岡で商品説明会を開催する。