海外投資家に向け国内企業、自治体が猛アピール
リードミデム社(フランス・パリ)が主催する国際的な不動産イベント「MIPIM(国際プロフェッショナル国際マーケット会議)」が5月20日、21日、日本で初めて開催された。
会場となったザ・プリンスパークタワー東京には、都市開発や不動産投資に関連する地方自治体、企業、投資家が一堂に会した。
「東京オリンピック開催や株価上昇に伴い、日本の不動産に対する世界の投資家の関心が高まっている」(アシュトン・コンサルティング・リミテッド社 ブレンダン・ジェニングス氏)
国内企業、地方自治体など56団体が出展。三井不動産や鹿島建設、森トラストなど大手や、東名阪に加え、福岡市、北九州市などの自治体も多数出展した。
複数の出展社によると、来場者にはシンガポールや香港などのアジア諸国出身の人が多い印象だったという。
一方、講演会場では、建築家の隈研吾氏、舛添要一東京都知事、JPモルガン証券のイェスパー・コール氏などが登壇。
2日間の推定参加人数は2500人。
30カ国588社から参加があった。