法令順守した物件準備もサポート
賃貸住宅や仕事の紹介など、日本に住む外国人向けの情報サイトを運営するリアルエステートジャパン(東京都港区)は23日、民泊総合支援サービスを開始した。
外国人による民泊物件探しや、所有する物件を民泊用に貸し出すなど、民泊に関わる事業の仲介の場を提供する。
事業開始にあたり、民泊のホストと物件オーナーのマッチング事業を展開するエクソン(大阪市)と、不動産コンサルティング事業を手掛けるネクストアドバイザーズ(大阪府東大阪市)と業務提携した。
リアルエステートジャパンでは現在、外国人による日本の売買物件への問い合わせが月に約3500件、1カ月以下の短期滞在が可能な物件の利用を希望する問い合わせが約50件ある。
今回の業務提携により、民泊利用者に対しては、エクソン社が管理・運営する約50件の民泊物件の情報を提供することが可能になる。
外国人家主の問い合わせに対しては、ネクストアドバイザーズが民泊関連法を順守した運営方法を相談するなどの対応ができるようになる。
リアルエステートジャパンの北川泰浩経営コンサルタントは「訪日外国人や外国人投資家と共に健全な民泊市場を形成していきたい」と意気込みを話した。