カスハラ対応の実態を聞く②

トレンドゲストレポート

管理・仲介業|2023年12月14日

  • twitter

 賃貸管理専門のコールセンター「プロコール24」を運営するオーナーズエージェント(東京都新宿区)の太田拓郎エグゼクティブマネージャーは、カスタマーハラスメント(カスハラ)の対応策について、オペレーターが個人で行えることと、組織として対応すべきことを分けて考える必要性を説く。それがオペレーターの心理的安全性を確保することにつながり、離職率の低減に寄与するからだ。

個人と組織、双方で対策を

―個人で実践できるカスハラ対応策は。

 「謝罪ではなく結果で応えてほしい」という要望に直面する状況は少なくない。その際、顧客が求める結果を提供できない、あるいは提供する整合性がないこともある。その場合は、事実確認を行い、事実を双方で理解したうえで、的確な謝罪をすることが大切だ。必要な部分に対してのみ謝罪し、そのうえで解決策を提案すると、落ち着いてもらいやすい。カスハラを回避するための具体的な方法としては、怒りの感情が落ち着くといわれる15分を経過した後に折り返す、相手が大声で話す場合は電話のボリュームを小さくする、相手が話す速度に合わせて話すといったことで、対策することができる。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『カスハラ対応の実態を聞く①』

検索

アクセスランキング

  1. 春の社宅需要、増加傾向

    S‐FIT(エスフィット),タイセイ・ハウジー,FPR,アパルトマンエージェント

  2. 三好不、大東建託FCに加盟

    三好不動産,大東建託リーシング

  3. のうか不動産、IT重説に「業務委託」を活用

    のうか不動産

  4. タカラスタンダード、リフォーム領域 さらに強化【新社長インタビュー】

    タカラスタンダード

  5. シー・エフ・ネッツ、グループで管理戸数7473戸【注目企業インタビュー】

    シー・エフ・ネッツ

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ