2種類の柄クロスを効果的に使用
2015年08月31日 | リノベーション
入居を予定する女性は、リノベーションした部屋を一目見て「わぁいいですね」と感嘆の声をあげた。
物件は新潟県新潟市、JR新潟駅から徒歩10分にある「ライフコア笹口」。
3DKだった部屋は広々としたリビングダイニングのある1LDKに変わった。
目を引くのがLDKの壁に使用した柄クロスと、もうひとつの居室を囲うストライプのクロス。
柄物のコンビネーションだが、不思議とまとまっている。
理由は色の選択にある。
柄クロスはベージュに落ち着いた色みが基調になっており、ストライプは水色、緑の寒色系だが茶色も入っており、統一感がある。
床はベージュ系の木目調のフロアタイルを取り入れ、壁、床と見た目の質感は異なるが全体的に調和している。
今回の改装は、入居予定者の希望を取り入れたオーダーリノベーション。
カフト(新潟県新潟市)が設計・施工を担当した。
物件を所有する石塚恭章オーナーが費用を負担するが、主に家賃補助の社宅既定のある入居者を対象にしているため、家賃を10万円近くで設定して契約している。
今回入居したのは転勤で新潟に引っ越してきた夫婦。
オーダーリノベーションができると知り、退去、工事完了まで同物件の別の部屋に一時的に入居して完成を待ちわびていた。
奥さんは、大きめのシステムキッチンや、ウォークインクローゼットを希望したという。
リノベーション前の家賃は駐車場込みで7万円だったが、9万1000円で契約した。
工事費用は約300万円。