居室デザイン向上で家賃3割増
2015年03月01日 | リノベーション
居室のデザイン性を高めることで、単身者物件でありながら家賃3割増に成功したのが、神戸市営地下鉄上沢駅から徒歩3分の場所に立つフォレスト1番館だ。
7畳のダイニングと6畳の和室という1DKタイプの居室を、10.3畳のワンルームに変更した工事は総額約200万円。
改修前5万5000円だった家賃は、改修後7万3000円で成約した。
居室のコンセプトは「リゾートのような部屋」。
デザイン性を演出するのは天井に使われたエメラルドグリーンの壁紙を映えさせる、ウッド調の床材と白で抑えた壁面のコントラストだ。
床材にはフロアタイルを使用し、耐久性も確保。
その他、キッチンや洗面台などの水回りの設備も交換している。
建物が立つ神戸市兵庫区エリアは、どちらかといえばファミリー層に人気のエリアだが、駅からの距離と2階部分30㎡という居室の大きさから、住まいに多少の贅沢を求める単身者を想定し、デザイン性を強く押し出したプランを採用した。
実際に入居の決め手となったのは、居室のデザイン性だという。