造作カウンターをつけ、ダイニングバーを演出
2014年08月30日 | リノベーション
事務所使用の3点ユニット付きワンルームをリノベーションしたグリップ(神奈川県横浜市)。
グレーのカーペットが前面に敷かれた味気ない一室を、
「白と青を基調にした清涼感のある空間」に仕上げ、募集後2週間で20代男性の成約を得た。
JR線横浜駅から徒歩11分の場所に立つ「パークノヴァ横浜壱番館」は、
築27年を迎えるRC造10階建てマンションだ。
今回リノベーションした部屋は、専有面積28.5㎡の7階一室。
需要の少ない3点ユニットを分離することに加え、間取りをワンルームから1DKに変更。
5.8畳のダイニングキッチンと3.7畳の居室に分け、2人入居のニーズにも対応した。
床は全面に白系のフローリングを採用。
壁面にも白系の木目調クロスを貼り、南西向きのバルコニーから入る光を部屋全体に取り込んでいる。
【居室にはクロゼットも新設】
アクセントカラーになっている青は、キッチンのモザイクタイルと居室の壁一面に取り入れた。
「ダイニングバーを意識した」という造作のキッチンは、部屋の壁に沿ってL字形に取り付けられている。
一辺にはシンクとコンロを取り付け調理場として、もう一辺は食事ができるカウンターテーブルとしての機能を果たす。
カウンター上部には同じく青のモザイクタイルを使った棚を設置。
調味料や食器が置ける「見せる収納」として、利便性と共に生活する楽しさも演出する。
【モザイクタイルの青が印象的なキッチン】
内装を気に入って入居を決めたのは20代男性。
賃料は7万5000円から9万円にアップした。
キッチン・風呂・トイレなどの設備を全て入れ替え、工事費は約350万円。