グローバル・リンク・マネジメント(東京都渋谷区)が9日に発表した2020年1~9月連結決算は増収減益となった。不動産ソリューション事業の1棟販売計画が順調に進捗したことや、プロパティマネジメント事業の安定拡大から増収を確保した。一方で、新型コロナウイルスの影響により区分・海外販売が減少。第3四半期の一時的な1棟販売の収益性低下も影響した。費用面では前会計年度の不動産取得に関わる租税公課の増加、オフィス拡張による地代家賃の増加、事業規模拡大に向けた借入金の増加による支払利息の増加があった。
コロナ禍で区分・海外販売減少
1~9月期の売上高は193億5447万円で同2.1%増、営業利益は6億2143万円で同49.5%減、経常利益は3億6510万円で同66.8%減、純利益は2億2918万円で同66.6%減。