外国人顧客の店舗対応を全店で実施

大東建託

商品|2016年09月16日

  • twitter

コールセンターで5カ国語に対応


大東建託(東京都港区)が、英、中、韓、スペイン、ポルトガルの5カ国語について、1日から全286店で接客対応を始めた。
日本語が苦手な顧客が来店すると、店舗担当者は窓口となるコールセンターに電話をつなぎ、3者で会話を進める。

専用窓口を設置したのは今年3月で、151店舗で試験対応を行ってきた。
8月末までの半年間で622件の利用があり、一定の需要が見込まれたことから全店での採用に踏み切った。
入居後の対応も行うことから、オーナーからも支持があった。

ポルトガル語の利用が全体の6割を占める。
中国語は4%、韓国語は1.7%と1割に満たなかった。

相談内容は、部屋探しに関わる利用が639件のうち287件で、その他は入居後の生活に関わる相談が多い。
入居者向けには、賃貸住宅における生活ルールを記載した『新生活ガイドブック』を配布しているが、これについても5カ国語分を用意した。
同社が運営するWebサイト『いい部屋ネット』も5カ国語対応する。

外国人からの問い合わせは年々増加しており、管理物件における入居者数も増えているという。
一方で、トラブルについては外国人だから多いというわけでもないようだ。
生活習慣の違いから、日本人入居者と異なる説明が必要な場合はあるものの、事前説明で解消される部分は大きい。

検索

アクセスランキング

  1. 共済活用の動き広がる

    全国賃貸住宅修繕共済協同組合,KENT(ケント)共済協同組合,西田コーポレーション,三好不動産,スマイルあんしん共済協同組合,アート企畫社

  2. EV充電、累計受注2万5000台に急拡大

    Terra Charge(テラチャージ)

  3. 清水建設、洋上風力発電建造船の建設発表

    【連載】千葉明の株式教室 No.292

  4. Sanu、サブスク型の別荘展開 200室へ

    Sanu(サヌ)

  5. AAAコンサルティング、不動産会社向けBPOで急成長

    AAAコンサルティング

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ