賃貸管理などを行うエリッツホールディングス(以下、エリッツHD:京都市)が、27日に東証スタンダード市場に上場する。
関西エリアで管理2万4000戸
2022年9月期の売上高は48億6478万円で、21年9月期比6.5%増だった。経常利益は同6億8516万円で5.4%増。
主な商圏は京都府や滋賀県などの関西圏。子会社6社で不動産開発や賃貸管理・仲介、売買仲介やコールセンター業務など、不動産に関連する事業を広く展開する。
そのうち、賃貸管理を行うエリッツ建物管理(同)は、22年9月30日時点で2万4000戸の賃貸住宅を管理。賃貸仲介店舗はエリッツ(同)運営の下、55店舗を構える。
エリッツHDの槇野常美社長は「需要のあるサービスを提供し、賃貸仲介・管理を軸に事業領域を拡大していく」とコメントした。
今後は仲介会社向けの顧客管理ツールの販売など新規事業に注力する。
エリッツホールディングス
京都市
槇野常美社長(62)
(2023年6月19日1面に掲載)