家賃保証会社、滞納率は微増

統計データ|2020年07月20日

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 コロナ不況は、賃貸住宅の「家賃支払い」の領域にどの程度のダメージを与えているのか。家賃債務保証業務で上場している3社に状況を聞いた。いずれも「(滞納悪化は)微増」だった。国の家賃補助の効果や、そもそもの入居者属性が良いことなどが関係している。実態経済の至るところでダメージを与えているコロナ不況は、これらの家賃債務保証会社にとって脅威にはなっていないことがわかった。

コロナ不況の打撃は限定的

 保証件数が55万件以上のジェイリース(東京都新宿区)では、未入金者に代わって支払い家賃を立て替える「代位弁済率」が、4~5月でやや悪化した。3月の7.1%から、4月は7.3%、5月は7.4%と0.1~2ポイント上昇。しかし6月の代位弁済率は7.1%と3月の水準に回復している。

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