未分筆のまま課税されていた道路

【連載】事例に見る相続税還付

税務・相続|2023年05月11日

  • twitter

 今回は、宅地の評価をする上で、注意すべき事例をご紹介します。

 宅地はその土地ごとに区切られ、所有者が登記されています。

 たとえば、1つの宅地が売却され、2つの宅地になった場合、元々1つだった土地を測量後、分筆し、それぞれの所有者ごとに登記する必要があるのです。

 しかし、売買や相続等で所有者が頻繁に変わる中で、正しく登記されていない場合もあります。

 相談者Bさんの申告内容を見直したところ、相続した土地に道路が含まれていたことがわかりました。多くの人が通行や建築に必要とする道路は、自由に利用できるよう、市町村に寄付されて公道となる場合がほとんどです。個人の土地の一部を公道にする場合、先にお伝えしたように、境界を明らかにするために、分筆を行います。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『税計算で有利な広大地評価』

検索

アクセスランキング

  1. 清水建設、洋上風力発電建造船の建設発表

    【連載】千葉明の株式教室 No.292

  2. のうか不動産、IT重説に「業務委託」を活用

    のうか不動産

  3. 春の社宅需要、増加傾向

    S‐FIT(エスフィット),タイセイ・ハウジー,FPR,アパルトマンエージェント

  4. 正しく理解されていない定期借家制度

    【連載】リクルートSUUMOマーケットレポート

  5. 【書籍紹介】0からわかる!不動産投資超入門

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ