周辺より15000円高く成約
2017年01月23日 | リノベーション
高断熱で電気代が半額に
東武亀戸線「小村井」駅から徒歩2分の場所に立つ
築25年鉄骨造『ツリーサイドハーモニー』の一室で約50㎡の1LDKが、
室内で過ごすことを好む物静かな単身者をターゲットにリノベーションされた。
周辺相場より15000円高くても2週間で入居が決まった。
テーマは、エアコン一つで部屋の隅々までどこでも快適な温度で過ごせる部屋だ。
以前の間取りは和室を含む2LDKだった。
ポイントは外断熱改修を最大限に生かす間取りで、改修後の1LDKは扉を開放することで一つの大きなワンルームに変貌する。
居室のエアコン一つで部屋全体の温度調節ができる。
また、駅近ではあるものの、若者にとって人気のないエリアであることを考慮し、
壁や床の色はオーソドックスな白を選択した。
実際に入居を決めたのは、50代の単身者だ。
オーソドックスでありながら、デザインはシンプルで使いやすい間取りであることが決め手になった。
高気密・高断熱にしたことで、月8000円程度だった電気代が4000円ほどに値下がりし、
掃除中のワイパーが壁に当たる音など、聞こえやすかった生活音が聞こえなくなった、
などの効果が得られたという。
家賃は10万5000円、改修に投じた金額は約1600万円だ。
平井康正オーナーは「高断熱改修には懐疑的だったが、やってよかった」と話した。