無垢材・珪藻土が決め手になり20代女性が成約/みのり開発(千葉県松戸市)

2013年09月13日 | リノベーション

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みのり開発1.jpg

みのり開発(千葉県松戸市)は、築27年の物件をリノベーションし、工事後1カ月以内で成約した。

物件は新京成線「上本郷」駅から徒歩2分、「大橋ビル」だ。

自然素材を施した点が決め手の一つになっている。

壁・天井には、もともとビニールクロスが施されていたが、賃貸物件にあまり使用することのない珪藻土(けいそうど)を壁に塗り消臭・調湿効果を出した。

床は傷のつきにくいフロアタイル、天井に無垢(むく)のパイン材を施工した。

賃貸部工務監督課の深澤陽輔主任は、「珪藻土には消臭・除湿効果のほかに、他の材料よりも空気を通しやすく、体にやさしいのです」と話した。

ターゲットは20代の単身女性だという。

間取りは1DKからワンルームに変更。

リビングと洋室の間の壁を排除した。

深澤主任は、「DK部分のスペースが以前の入居者にとって使用しづらかったようです。食事や寝室を洋室でとることが多かったので、住み手の生活スタイルにあったスペースにつくりかえようと思いました」と話す。

壁を取り壊した結果、居間のスペースは約12畳と拡大。

みのり開発2.jpg

実際、現在入居している20代女性は、同物件の広めのキッチンスペースと各所の自然素材を決め手に成約にいたったのだという。

また、洗面所・トイレの壁にアクセントクロス・陶器タイルを使用し、デザイン面にも配慮した。

水回りの設備もすべて交換し、工事費は200万円。

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