築42年のマンションが周辺相場の15%高で成約
2014年06月07日 | リノベーション
細部にまでこだわったデザインが好評
築42年の鉄骨マンション「都立大ビル」一室をリノベーションした明光テック(東京都渋谷区)。
オフィスとして使われていた39.3㎡の1フロアが「心地よいナチュラルな空間」に生まれ変わった。
東京東横線都立大学駅から徒歩3分と好立地にある同物件は、南向きで採光性も高い。
「コンセプトに据えた"心地よさ"を実現するため、居室を小分けにせず広いスペースを確保しました」と話す明石祐史社長。
間取りをワンルームとし、窓から入る光を31㎡の居室の隅々まで行き届かせる設計にした。
カーペットが敷き詰められていた床はパインの無垢材に変更。壁は白の塗装、天井には白のクロスを張り、全体的にシンプルで柔らかい印象の内装に仕上げている。
【柔らかい明るさが隅々まで】
玄関には名古屋モザイク工業のタイルを採用。洗面台にはアメリカのメーカーKOHLERのシングルレバーを使用するなど、細かな部分にもこだわったデザインが入居者にも好評のようだ。
募集後すぐに入居を決めた20代夫婦は「内装の可愛らしさを気に入った」と部屋の感想を語る。
賃料は周辺相場よりも15%高い13万8000円に設定。
工事費は内装解体費も含めて約400万円となった。