築53年木造アパート減築し開放感を演出

2014年06月08日 | リノベーション

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1部屋解体しウッドデッキを設置

第一ハウジング(神奈川県川崎市)が特定非営利活動法人モクチン企画(東京都大田区)と共同企画して築53年木造2戸をフルリノベーションした「レナトゥス」。
築年数が古いにもかかわらず、天井高の高さと減築による採光率アップが支持されたことが、成功の要因だ。


【減築したことで採光率がアップ!】
第一ハウジング03.jpg

同物件はメゾネット1LDK69.25㎡とワンルーム35.23㎡の全2戸。
メゾネットは、1階に3部屋あったところを、開放感たっぷりのLDKへと変更。
リビングは12.5畳とした。
隣接する建物側にあった部屋を解体したことで、陽の光が入りやすく、明るい空間を実現。
解体した部分にはウッドデッキを設置し、新たなくつろぎ空間を作った。
「ウッドデッキには照明を設置したので、夜も使えるスペースです」(加藤豊社長)。


【夜も使えるウッドデッキ】
第一ハウジング02.jpg


全体的には築年数の古さを生かし、木部を残して、レトロな空間を演出。
キッチンや洗面脱衣所などの水回りについては、白を基調として、清潔感を出した。
入居したのは新婚カップル。ウッドデッキや広いリビングの開放感が気に入ったという。
メゾネットの2階部分は大きな針を露出させ、部屋全体のアクセントとしたのと同時に
4mの天井高を実現し、開放感ある空間とした。


【魅力的な天井高と印象的な梁と柱】
第一ハウジング01.jpg


2階ワンルームについても、梁と柱の木部の露出がアクセントとなっている点、天井の高さも好評だという。
「入居された単身女性は、とにかく天井の高い部屋を探していたそうです」(加藤社長)。なお、同物件はオーナーチェンジの際に第一ハウジングが仲介し、リノベーションを提案。利回り10%を実現した。

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