空室期間7年の物件が1万円アップで成約!
2014年05月29日 | リノベーション
赤の建具のアクセントが気に入り20代女性が即決
真っ赤なシートが貼られたキッチンユニットと
ウオークインクロゼットが印象的なマンションの一室。
「個性的でも奇抜すぎない空間」を目指してリノベーションを行ったのは
ネクサス・ジャパン(東京都新宿区)だ。
7年間もの空室が続いたというこの物件を、20~30代女性向けに改装。
募集後1週間で20代の女性が入居を決めた。
築34年を迎える「マンション丸中」は、有楽町線・副都心線成増駅から徒歩5分。
RC造3階建て、専有面積36.45㎡のこの物件は、2部屋の和室を持つ2Kだった。
今回のリノベーションでは間取りを1Kに変更。
6畳の和室は7.5畳の洋室へ、4.5畳の和室はおよそ2.5畳分をウオークインクロゼットに、
残りのスペースを独立洗面台と洗濯機置き場に充てた。
【白い部屋の中で鮮やかな赤が際立つ】
南側に位置する居室の床には白のフロアタイルを施工。
壁には白のクロスを張り、明るく開放的な雰囲気づくりを意識した。
一方、クロゼットの建具には鮮やかな赤のダイノックシートを採用。
「白を基調とした居室にアクセントを加えた」と澤田学社長が語るように、
入居希望者に対し、物件を印象付けるポイントとなった。
【キッチンスペースも赤がポイントに】
入居者は「クロゼットの色を含め、全体的なデザインが気に入った」と入居理由を語る。
賃料は8万5000円と、リノベーション前より1万円アップ。
工事費は約280万円となった。