新婚夫婦向けに対面キッチン新設
2016年09月08日 | リノベーション
RC造7階建て築28年和室一間の2DK43㎡のマンション『サンシティ』は、新婚夫婦向けに、「リビングでくつろげる部屋」に改修したところ、家賃が1万6000円上昇しても1カ月以内で入居が決まった。
リノベーションを手掛けたのは、仲介業も運営するコモドスペース(大阪市)だ。
物件は地下鉄谷町線「野江内代」駅徒歩7分の場所に立つ。
BEFORE
リビングを中心に夫婦が談笑できる部屋を実現するために、まず2DKを1LDKに変更した。
寝室とLDKを隔てる壁面に青いクロスを用いて、床材を縦横に連続して敷き詰めるヘリンボーンフロアにすることで、ありきたりな白い壁や床とは異なる印象になるよう演出した。
ソファーとダイニングテーブルを置いても、動線が遮られないよう、L字形の間取りでLDKを作った。
キッチンは対面で、料理をしながら、リビングに居るパートナーと、顔を見て会話をすることができる。
書斎に使えるフリースペースや、ウオークインクローゼットも設置した。
AFTER
実際に入居したのは狙い通り結婚を控えたカップルだそうだ。
改修にかけた費用は165万円だ。
賃料は共益費込み6万8000円から8万4000円に上昇した。