赤白黒を大胆に配色。鮮やかな空間に!
2014年05月13日 | リノベーション
玄関を入ると左右に細長く広がる45㎡のマンション一室。
この部屋をリノベーションしたマイウェイハウジング(東京都葛飾区)は、工事中に20代後半の新婚夫婦から成約を得た。
コンセプトは「色と素材によるメリハリの利いた空間」だ。
JR常磐線亀有駅から徒歩7分の場所に立つ、3階建て鉄骨造マンション「ピアレスコート」。
築21年のこの物件を、間取り変更をせず、20代新婚層をターゲットにし、
デザイン性を重視した部屋作りで大胆にリノベーション。
玄関の右側に位置する6畳の洋室とダイニングキッチンは、白樺調のプラスチックタイルをヘリンボーン模様に施工。
床面に明るさと表情を与えた。
その床面に「部屋の奥行きを強調するために加えた」(木村道郎社長)という黒のラインが、
キッチンから洋室にかけて延びている。
壁面には淡いベージュの木目調クロス、建具の縁にはレザー調の黒いクロスを張るなど、色調と質感の違いをアクセントにした。
【黒のラインが奥行きを強調している】
ブラン一色だったキッチンユニットには、赤、白、黒のダイノックシートを張り、鮮やかかな空間に変えた。
【大胆な配色のキッチンユニット】
入居を決めた夫婦は親を伴って内見に訪れ、全員が内装のデザインを気に入って成約に至ったという。
賃料は8万3000円から9万1000円にアップ。
工事費は約160万円となった。