猫専用のつり橋で遊び場確保

2017年06月07日 | リノベーション

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リノベーションによる空室対策を行う満室研究所(北海道札幌市)は空室が半年続いた物件を猫がストレスなく過ごせる部屋に改修した。
家賃は6000円アップの5万4000円で入居が決まった。

物件は札幌市営地下鉄南北線「中の島」駅から徒歩1分の『ミュゲ中の島』の2DK、32.4㎡の一室。

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満室研究所02.jpg

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満室研究所01.jpg
近隣に猫飼育可能な物件がなかったことから、空室が半年以上続いたことを機に猫と住める部屋にすることに決定した。
部屋の隅にキャットタワーを設置し、天井下30cm程度の場所に直径20cm、長さ約3mのトンネルを設置した。「猫は高いところや暗いところが安心できるため、材料を購入して自分でつくった」と山岡清利社長。そのトンネルをくぐり抜けると、木製のつり橋が壁まで約2m続く設計にした。

猫の習性を考慮して飼育する層にアピールする物件に仕立てたことが奏功した。入居者は20代の社会人女性。入居の決め手は猫が楽しめるつり橋だった。

山岡社長は「札幌では猫共生の物件があっても、楽しめる設備がないものがほとんど。今回の物件では猫と人間が楽しく生活ができるものにした」と語った。
なお、工事費は70万円だった。

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