和室を残したリノベーション。レトロな引き戸が好評。
2014年08月16日 | リノベーション
東急東横線綱島駅からバスで13分の場所に立つ「パティオ駒岡15号」。
好立地とは言い難いこの物件に、20~30代男女が入居を決めている。
決め手は和室を残したレトロ感のあるリノベーションだった。
手掛けたのは岩崎興業地所(神奈川県横浜市)だ。
RC造4階建てで総戸数は19戸。
空室がおよそ1年間続いていた49.5㎡の一室を、3DKから2LDKに間取りを変更。
和室は敢えて残し、洋間との仕切りを取ってリビングに改装した。
和室を囲むレトロなガラス戸は、曇りガラスを取り入れた対称性のあるデザインで、洋間との相性もいい。
【レトロなガラス戸が印象的】
壁面は白のクロス、洋間の床にはメープルの無垢材を採用。
3階角部屋のため採光性も良く、仕切りを取り払ったことで一層の明るさを得た。
【全体に明るく清潔感のある内装】
また、今回の物件に限り、DIYによる内装変更を認めている。
これまで、キッチンの扉を紺色からエメラルドグリーンに、トイレや洗濯室の扉をスカイブルーに変更するなど、シート工事を中心に数回のリフォームを行っている。
部屋の第一印象について入居者は「和洋折衷のバランス感を気に入った。和室のガラス戸は自分たちのリフォームでは難しいため、ほぼ一目惚れで入居を決めた」と、話す。
賃料は4000円アップの9万5000円に設定した。