海外製のデザインクロスで雰囲気を一新 賃料1万3000円アップで成約/フリーダムコーポレーション
2013年08月21日 | リノベーション
デザインクロスを効果的に使い、コストを抑えながら部屋のイメージを一新したのは、フリーダムコーポレーション(東京都港区)の所有マンション。
東急目黒線雪谷大塚駅から徒歩8分ほどに位置する築32年の5階建て全10戸の一室で58.42㎡の2LDKのファミリー向けの物件だ。
谷村泰光社長は、「課題はバスと洗面台が一緒になった2点ユニットをどうするかでした。洗面台スペースを新しく造ることも考えましたが、コストがかかってしまうことを懸念しました」と話す。
そこで、2点ユニットでも気にならないように、内装にインパクトを与えるようにした。
キッチンと玄関のシューズボックスの扉に、デザイナーであるビート・へイン・イーク氏の壁紙ブランド「SCRAPWOOD」を使用した。
キッチンは全面、白の古材柄のシートを貼り、シューズボックスには、ピンクや赤がアクセントになっている古材のパッチワーク柄のシートを選択。
玄関を華やかで明るい雰囲気に仕上げた。
工事費は計50万円ほど(壁クロス全面張り替え、トレイを新規のものに入れ替えを含む)で、賃料は12万5000円(共益費込み)から13万8000円にアップして募集。
周辺には、相場13万円ほどで新築に近い競合物件が多いというが、夫婦がキッチンの雰囲気を気に入って入居を決めたという。