38万円の定額リノベで賃料5000円アップに成功/K'WORKS
2013年08月29日 | リノベーション
K'WORKS(広島県広島市)は比治山大学短期大学部総合生活デザイン学科の学生とコラボしたリノベーションを実施。
大学の授業の一つとして取り上げられている。
今回取り上げるのは、7カ月間空室が続いていた物件だ。
コンセプトを「ティータイム」とし、なごむ色合いを組み合わせた部屋造りをした。
壁の1面はコンクリートの打ちっぱなし風の壁紙を採用。
その対面の壁は黄緑色のアクセントクロスを貼り、電球のイラストを付けた。
天井は赤みの入った木目調の壁紙を採用。
ナチュラルな中に、かわいらしさが同居する部屋になった。
キッチンも黄緑の特殊塗料を用い、上からまるごと塗装。
同系色のアクセントカラーが物件に一貫性を持たせた。
物件は築16年の20㎡1K。
1階の物件で駅から徒歩20分かかるというマイナス要素があったが、入居したのはなんと20代の女子大学生。
工事完成後一週間のスピード成約だった。
川森寛社長によると、入居者は部屋の雰囲気にひかれたという。
同社では定額38万円リノベーションパックを提供。
壁紙、照明、浴室ワイド鏡などの内装装飾で物件内の雰囲気を一変させるプランだ。