若い女性が好む配色でカントリー調の部屋に
2015年08月26日 | リノベーション
ワンルーム16㎡と狭く、
白い壁と茶色の建具が古びた印象を与える部屋が、
若い女性が好む色使いのレトロな内装に変わったことで、
家賃が5000円上がった。
before
今回、全8戸のうち4戸が空室だった築25年のアパートを
各戸異なるデザインのリノベーションで、
施工完了から1カ月間で満室にしたのはMEコーポレーション(東京都目黒区)。
神奈川県川崎市内で、小田急線百合ヶ丘駅から徒歩5分の2階建てアパートで、
4室の空室のうち最も早く入居が決まったのが前述の部屋だ。
カントリー調をコンセプトにし、床材はビンテージ風の木目調のフローリングに貼り換え、
壁は同じくビンテージ風のクロスだが、
トーンが暗くならないように赤や青のペンキで塗装した木材を貼りつけたデザインの壁紙を採用した。
また同じ配色で収納建具を塗装し、アクセントにした。
after
「3点ユニットはネックですが、分離すると、費用が掛かるため収益性が低く、さらに居室スペースが狭くなってしまいます。そのため、間取りを変えず、この部屋に住むのが楽しみなるようなデザインを追求しました」と同社の高嵜乃旗氏は語る。
赤や青のストライプ柄の壁が可愛らしいと気に入り、
初めて一人暮らしをする学生が、募集から一週間で入居を決めた。
施工費は35万円。