子育て世帯に合わせた広めのリビング
2016年01月27日 | リノベーション
5年空室の物件に30代カップルが1週間で入居
約5年間空室で賃料を下げても決まらなかった物件が、リノベーション後に約1週間で、賃料2万2000円アップの12万2000円で入居決定した。
「上井草グリーンハイツ3」(東京都杉並区)の一室だ。
手掛けたのはシーアプランニング(東京都新宿区)である。
物件はRC造4階建て、4階の角部屋。
西武新宿線「上井草駅」から徒歩5分、日当たり良好でありながら、築から約30年が経過し、室内や設備が古くなっているのがネックとなっていた。
間取りの変更や設備の交換などで、約450万円を投資した。
以前は3DK。
オーナーから「新婚世帯や、これから子育てする夫婦が入居する部屋にしたい」という要望を受け、約8.5畳の洋室と約11.5畳のリビングダイニングの1LDKに改装した。
鵜飼美知恵社長は「手狭な部屋が複数あるよりも、柔軟に使える広い部屋の方がニーズにマッチすると考えた。入居を決めた30代のカップルからも間取りが気に入ってもらえた」と語る。
同社の手掛けるリノベーションは、入居者が自分の生活に合うように床材やクロスをカスタマイズしたり、壁に棚を設置したりタイル貼りをしたりとカスタマイズできるように設計している。
入居者にはこの点にも興味をもってもらえ、入居を決めるポイントになったという。