今年9月に仲介会社2社を社名変更し、住まいLOVEグループ(旧エムケイホーム:愛知県豊橋市)としてブランド統一を図った。DIY物件やペット共生物件など明確なコンセプトを持つ物件をつくり、オーナーの資産を守り、入居者に快適な住空間を提供したいと考えている。「IT技術が進化するなか、最後は愛だ」と語る水野和也社長に展望を聞いた。
9月に仲介会社2社の社名を変更
亀岡 最近社名を変更したと聞きました。
水野 今年9月に仲介会社2社をそれぞれ、住まいLOVE不動産に改名しました。1年前の2016年9月にはすでに管理会社を住まいLOVE管理に社名変更していたので、これで住まいLOVEグループとして統一することができました。
亀岡 これまで仲介会社2社は、別々の社名だったのですね。
水野 当社は愛知県豊橋市と静岡県浜松市の2拠点を中心に、約7000戸を管理しています。仲介事業では愛知県4店舗、静岡県8店舗を展開し、年間仲介成約件数は約3600件です。エリアは分かれていますが、この事業規模を統一したブランドで打ち出したいと思ったのがきっかけです。
住まいLOVEグループ
水野 和也 社長
岐阜県土岐市出身。東洋大学経営学部卒業後、陶器メーカーに就職し、東京の百貨店で販売を担当。父親が事業用開発用地の紹介業を始めたのを機に、不動産業界に足を踏み入れた。2001年3月に前身のエムケイホーム(現・住まいLOVE不動産)を愛知県豊橋市で設立した。
- 住まいLOVEグループ
- 本社所在地 : 愛知県豊橋市柱三番町123地
- 設立 : 2001年3月
経済評論家 亀岡 大郎 氏
大正15年京城生まれ。新大阪新聞経済部長を経て、経済評論家となる。文藝春秋、サンデー毎日など一流紙で、経済・財界問題を中心に、精力的な活動を続ける一方で「自動車戦争」「ゲリラ商法」「IBMの人事管理」などベストセラー多数。