三菱地所、中長期滞在者向け賃貸を強化
三菱地所,Blueground Holdings(ブルーグラウンドホールディングス),Blueground Japan(ジャパン)
その他|2024年01月26日
三菱地所(東京都千代田区)は、アメリカで1万5000戸の家具付き賃貸住宅を運営するBlueground Holdings(ブルーグラウンドホールディングス:アメリカ・ニューヨーク州)と、Blueground Japan(ジャパン:東京都千代田区)を通じて独占ライセンス契約を締結。中長期滞在者向けの賃貸住宅事業を強化することを9日に発表した。長期出張など1カ月~1年の滞在希望者の需要に応える。
2030年までに供給1万戸目指す
三菱地所は同事業を「フレキシブルリビング事業」とする。事業強化に先駆けて2023年11月にFL Japan Holdings(エフエルジャパンホールディングス:同)を設立。国内で家具・家電付き賃貸住宅の運営を行うHmlet Japan(ハムレットジャパン:同)と、Blueground Japan子会社とし、事業を行っていく。
Blueground Japanの横手翼社長は「Hmlet Japanで展開する賃貸住宅の入居者は20~30代がメイン。当社では30~50代をメインターゲットに据え、顧客の間口を拡大していく」と話した。
三菱地所、Hmlet Japan、Blueground Japanの3社で、30年までにフレキシブルリビング事業に関わる賃貸住宅の供給1万戸を目指す。
(2024年1月29日1面に掲載)