バブル市況続くオアフ島不動産

【連載】サチ ハワイのアロハ通信 No.128

その他|2022年01月22日

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 アロハ。ハワイからこんにちは! 2021年2月のオアフ島の不動産市況がホノルル不動産協会より発表されました。

 今回の2月期の指標を見てもハワイ不動産が引き続き空前のバブルであることが分かります。この状況も含めて、簡単に解説します。

物件売買はスピード勝負の様相に

 まずは、オアフ島の戸建ての販売状況から見ていきます。今期の戸建て中間価格は、20年同時期より約20%増の91万7500ドルで終了。1月実績の88万3000ドルから3.9%進ちょくし、新記録を再更新。戸建て販売件数も20年同時期比5.3%増の計260件。一方で中古コンドミニアムの今期販売件数も20年比41.1%増の446件でした。

 買い手同士の競争やけん制も猛烈を極め、今期の全戸建て販売のうちで、48.5%(20年同時期19.8%)がLP(リスト・プライス:売主の希望表示価格)を上回っての成約でした。中古コンドミニアムも同様に今期の全取引中29.1%(20年同時期:8.9%)がLP以上の価格で売買されました。

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