デジタル時代は「チーム制」

【連載】成功事例を大公開!賃貸管理研究所 第89回

賃貸経営|2023年09月29日

  • twitter

 1990年代のような「アナログ時代」「市場の成長が右肩上がりの時代」には、個々の社員が1から10までを行い、それぞれの活動の合計値が店の売り上げとなる構造の会社が多くありました。

分業化で顧客ニーズに対応

 一方、現在は「デジタル時代」「右肩下がり時代」ですから、そのやり方は通用しません。デジタル時代の仕事は「チーム制」「個々が得意な分野を担当」「それぞれの活動をかけ算して売り上げをつくる仕組み」で回さなければなりません。

 今、情報のやりとり・取得の中心は「スマートフォン」「チャット」「動画」になり、「紙」「メール」「文字」で業務が行われていた時代とは桁違いのスピードとボリュームでコミュニケーションが進む時代です。

 個々の許容量・キャパシティーを超えた情報が飛び交う時代に、一人一人のスタッフがすべてを行うやり方で対応できるはずもなく、スピードやボリュームの処理を得意とする「デジタルツール」を活用し、細かくなった顧客ニーズに適切に対応するための「役割分担」が必須になります。

反響対応専任化 壁の多くは経営者

 今、必要性が高い専任化は「物件問い合わせ対応」です。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『各業務の「分業化」』

検索

アクセスランキング

  1. のうか不動産、IT重説に「業務委託」を活用

    のうか不動産

  2. 清水建設、洋上風力発電建造船の建設発表

    【連載】千葉明の株式教室 No.292

  3. 春の社宅需要、増加傾向

    S‐FIT(エスフィット),タイセイ・ハウジー,FPR,アパルトマンエージェント

  4. 【書籍紹介】0からわかる!不動産投資超入門

  5. イタンジ、「電子契約くん」年間30万件利用

    イタンジ

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ