13畳のリビング空間を作りファミリーが即決

2014年05月24日 | リノベーション

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1年間の空室物件が賃料1万円アップで成約


「友人が呼べる広いLDK空間」をコンセプトに据え、
3DKの物件を2LDKの間取りにリノベーションしたインテックジャパン(千葉県八街市)。
1年間空室が続いたというこの物件に、募集後すぐに30代ファミリーが入居を決めた。

築25年の3階建てRC造マンション「レグルス近藤」は、JR総武線津田沼駅から徒歩20分。
決して便利とは言えない立地だ。
専有面積35㎡の同物件は、6畳の和室2部屋と洋室1部屋に細かく分かれていた。
そこで「客人が来ても狭さを感じさせない、明るく広い空間を作りたかった」(山田武史氏)と、
洋室とキッチンの仕切りを外し、約13畳のLDKを作った。
床面には白のフロアタイルを敷き詰め、そこに約90cm角の黒タイルをランダムに6つ散りばめた。
これにより、広い床面が単調にならず、個性も加わった。

【ランダムな模様を散りばめた床】
20140519解体新書インテックジャパン03.JPG

和室だったひと部屋には白のフロアタイルを敷き、その周りを約30cm幅のブラウンタイルで囲んでアクセントを加えている。

【ブラウンタイルの囲みが白い床のアクセントに】
20140519解体新書インテックジャパン01.JPG

もうひと部屋には、畳調の塩ビタイルを敷き詰めて和風に仕上げた。
壁面にはアクセントとして淡い紫色のクロスを張り、柔らかい表情の部屋に仕上げた。


【和室風に仕上げた6畳間】
20140519解体新書インテックジャパン02.JPG

入居者は「内装のデザインと、明るく開放的なリビングが気に入った」と入居理由を語る。
賃料は9万5000円から10万5000円にアップ。
工事費は約200万円となった。

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